ここ数年、全国各地で、ネット販売に関するセミナーを行ってきました。

ジェイグルーブの松本です。

その中で、もっとも印象深かったのは、多くの受講生さんが
次の一手を見つけられずにいると言うこと。

受講生の一人、Ａさんは、懇親会の席で

　　　「Ｂ先生はセミナーで

　　　　 『メルマガを書いてどんどん攻めろ』

　　　　 と言われて、それをうちでも取り入れたんですが、
　　　　 やっぱりしっくり来ないんです。

　　　　 でも、あの有名なＢ先生が言うんですから、
　　　　 それができない自分が悪いんですよね・・・」

と心情を語りました。

さて、この場合、そのやり方ができないＡさんが悪いのでしょうか？
もう、お分かりのように、そうではありませんよね。

では、Ａさんがうまくやるにはどうすればいいでしょうか？
ここで、ちょっと考えてみてください。

　５

　４

　３

　２

　１

　チ〜ン♪

残念ながら、メディアから与えられる成功事例は、雲の上のような存在ばかり。

身の丈にあった成功事例は少なく、事例をどのように活用すればいいかまでは、
なかなか言及されていないのが実情です。

自分なりにどう活用すればいいか。
そこまではメディアの仕事ではありませんから、 やはり自分自身で考えていくしか方法はありません。

これまで、私は拙著、『御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか？』 にも書かせていただいたように

　　・あなたのウリを見つける

ことが大切だと述べてきました。

そして、その先にあるのが、

　　・あなたのスタイルを構築する

私はこれを「自分スタイル」と呼んでいます。

ウリが分かり、表現できたら、次は、それを長く続けていくために必要なもの。

それが、「自分スタイル」なのです。

それではここで、その「自分スタイル」を説明するために、ある一本の映画をここでご紹介しましょう。

1998年の冬季カルガリーオリンピックにおいて、ジャマイカのボブスレーチームの実話を描いた
傑作映画「クールランニング」。

この映画には「自分スタイル」の大切さを示唆するシーンがあります。

ジャマイカという雪や氷のない国の選手が「無謀だ」「場違いだ」「なぜ参加したのか分からない」と
世間の失笑を浴びながらもオリンピックに挑みます。

予選当日、ついにジャマイカチームの順番が回ってきました。

リーダーであるデリスは、強豪スイスチームのスタート方法を真似します。

　　　「アイン、ツゥバイ、ドライ・・・ゴー！」

スタート時、１，２，３・・・のかけ声の下、ボブスレーに飛び乗ったものの、
デリスたちは本来の力を出し切れずに、予選は最下位という惨憺たる結果に終わります。

その夜、コーチにこっぴどくしかられた後、デリスは仲間のサンカと言い争います。

　　　デリス：
　　　 「俺は、みんながリラックスできるように、スイスのやり方を真似たんだよ！」

　　　サンカ：
　　　 「スイスにとって正しいやり方が、俺たちにとって正しいとは限らないよ！

　　　　俺の言っていることが分かるか？

　　　　誰かのコピーになるんじゃないんだよ！
　　　　俺たちのやり方でやるんだよ！」

　　　デリス：
　　　 「ジャマイカでやっていたやり方で通用すると思ってんのか？
　　　　 これはオリンピックなんだぞ！」

初体験のオリンピック。
強大なライバルの存在。
そして、世間の目。

その中にあっても、サンカは自分を貫き通そうとします。

　　　「・・・俺はここに来ても、自分が誰で、
　　　　 どこからやってきたのかを忘れちゃいないさ」

その言葉に、デリスがこう答えます。

　　　「俺だって、最高の自分を出すためにやっているさ」

そして、翌日のレースにおいて、 ジャマイカチームは独特の合い言葉でスタートを切ります。

　　　「リズムを感じろ！

　　　 余韻を感じろ！

　　　 俺たちのボブスレーの時間だ！

　　　 クールランニングッ！！」

結果は、最下位から見事、８位に大躍進。
このレースで、ジャマイカチームを見る世間の目が一気に変わったのです。

この「クールランニング」のように、物事をうまくやるには、他人のコピーではなく、
自分のやり方を見つけていく必要があります。

上記のＡさんが悩んでいた本質的な問題は、

　　　　自分のやり方が分からないでいる

ことにあります。

Ａさんがいまいる地点は、有名なＢ先生が推奨するメルマガでのやり方を真似するのではなく、
Ｂ先生のやり方を知った上で、自分自身のやり方を見つけていく段階に来ていました。

つまり、Ａさんと同様の悩みを抱えて悶々としている人は、これまで多くの知識/情報を得た今、
いよいよ次のステージへと向かう時がやってきたのです。

　　しっくりこない
　　なにか違和感を感じる

ということは、まだ見ぬ答えが、その先にあることを意味します。

そして、それらは、単純に 「やる気」「モチベーション」の問題ではありません。

「やる気」「モチベーション」の問題で置き換えられたら、行き詰まっている人はますます袋小路に陥り、
逆効果にもなりかねません。

「自分スタイル」は「ページに書く文章」から「生き方そのもの」まで、
あなたが活動するあらゆるところに波及します。

そのため、私は最近の講座やセミナーの中で、
この「自分スタイル」をどのように作り上げていけばいいのかを、伝えるようになってきました。

そして、少しずつではありますが、受講生さんの中から成果を上げてくれている方の姿を知るにつれ、
私は次のように確信し始めました。

　　『一定の法則/哲学に従った文章だけが人の心を動かすのではなく、
　　　自分らしさが出ている文章でも人の心は動かせる』

その一例をご紹介しましょう。福井の鯖江で行ったセミナーの受講生さんでいらっしゃる、
社会保険労務士の・・・

　　　　ヒルトン中野さん

です。

え？社労士なのに、ヒルトン中野？？？

　・毎日が笑いと気づきの連続！ヒルトン中野人生ブログ！
　http://nakanosyarousi.blog64.fc2.com/

そうなんです。

ヒルトン中野さんもそれまでは堅苦しく、 「社会保険労務士　中野和信」と名乗っており、
自分のスタイルを見いだすのに苦労されていました。

社労士と言っても、自分のウリが分からなく、

　　「業績をあげていくにはどうすればいいのだろう？」
　　 「自分が、今後どのように進んでいったらいいのだろう？」

と悩まれておられました。

それが、鯖江での３回目の講座が終わり・・・

　１．その後の懇親会で悩みを打ち明けられ、
　 それに対するアドバイスをしたら、あっさりと悩みが解決し、
　　http://tinyurl.com/bs965n

　　↓

　２．いいのかどうか悩みまくって作った名刺も、
　　http://tinyurl.com/dcfyjm

　　↓

　３．周りからは大好評だったようで、
　　http://tinyurl.com/cmqbqh

　　↓

　４．「自分を出すこと」で初めてホームページから問い合わせが来て、契約にいたり、
　　http://tinyurl.com/aultf9

　　↓

　５．しかも、「冗談で」ホームページに掲載したセミナー講師まで依頼されました。
　　http://tinyurl.com/abjoc6

そんなヒルトン中野さんの名刺がこれです。

こうして、ヒルトン中野さんは「自分スタイル」を確立し、
おまけに「ヒルトン中野」で究極のSEO対策にまでなってしまいました。
　 ・Yahoo!で「ヒルトン中野」
　 ・Googleで「ヒルトン中野」

こうして紹介すると、

　　　なるほど！おもしろい名前を付ければいいのか！

と勘違いする人が出てきそうですが、それでは本質をとらえていません。

ヒルトン中野さんのプロフィールにもあるように、ストリップ劇場でのコント経験があるからこそ、
「ヒルトン中野」というスタイルが生きてくるわけです。

これは、誰にも真似のできない「自分スタイル」です。

つまり。

同じ芝居の台本でも、そのまま演じるか、台本の良さを取り入れつつ、自分らしさを出していくのか。

前者であれば、誰が演じても同じ事でしょう。

「役者はハムレットに近づくんじゃねえんだよ。
ハムレットを引き寄せるんだ。」(劇作家つかこうへい)

ここで、先日、「マンツーマンコンサルティング」を受けられた木村さんの事例をご紹介します。

木村さんは、カナダ留学専門のエージェントをやられています。

ここ最近は、最大手会社の倒産や金融崩壊の余波を受けて、思うように成約数が伸びませんでした。

　●(Before)ご相談される前のページ
　 http://www.digimomw.com/d/sanoemi/gett/top.jpg

私たちが「マンツーマンコンサルティング」で木村さんと一緒にやったことは「コンセプトの見直し」でした。

　　・他の留学エージェントとは違う強みは何か？

　　・デザイナー視点ではなく、そこに訪れる留学希望者が
　　　 どんなことを知りたくてページを見るのか？

　　・顧客視点で見たときに分かりにくいサイトになっていないか？

そのようなことを、他社のページ、他業界の事例と木村さんが本当に欲しいターゲット層の特性を考えながら、
一つ一つ丁寧に、やるべきこと、改善すべきことを ピックアップしていきました。

そうして、改善されたのが、現在のページです。

　　　　　↓　　↓　　↓　　↓

　●(After)ご相談後、改善されたページ
　 http://www.gett.co.jp/

見た目だけ考えた場合、

　　 ・緑色を赤色に変更した
　　 ・看板の文言を変えた
　　 ・折りたたみだったメニューを全部表示した
　　 ・写真を増やして、人っ気を感じさせるようにした

となるでしょう。これを見ると、

　　　なるほど！緑色よりも赤色がいいのか！

と勘違いする人が出てきそうですが、何度も言うようにそれでは本質をとらえていません。

では、ご相談された木村さんはどのように感じられたのでしょうか。

　　『今まで「成約につながるホームページ」を目指して
　　　自分なりに勉強し、サイトのリニューアルを重ねてきましたが、
　　　なかなか思うような結果が得られませんでした。

　　　 今回、ジェイグルーブさんのコンサルティングを受けさせていただいて、
　　　 「プロの仕事」を目の当たりにした思いがしました。

　　　細かいアクセス解析から始まり、他の様々な事例を見ながら、
　　　サイトのコンセプトを明確にする対策を考えていただき、
　　　初めて心から納得のできるサイトが出来上がりました。

　　　 サイトリニューアル前と比べ、アクセス数や資料請求数は変わりませんが、
　　　成約率が格段に上がりました。

　　　サイトのコンセプトが、本当に響いてほしいターゲットのユーザーに伝わるようになったおかげで、
　　　ウェブサイトが自分で働いてくれていることを日々実感しています。

　　　 ご相談して大正解でした！本当にありがとうございます！』
　　 (GETTカナダ留学デスク　木村 祉晶様)

大事なことは、誰かの真似をするのではなく、
自身自身が心から納得できるサイトを作り上げれるかどうか。

「マンツーマンコンサルティング」で、私は常に、
その人が心から満足しているかどうかを見極めながら行います。

その他にも、

　　「自分が思っていたことが、すっきりと整理された感じです」
　　 「あまりにも心地いいので、ついついしゃべってしまいました」
　　 「物事をそんな風に考えたことがなかったので、驚きました」

これはセミナーの参加者や制作のコンサルティングを受けた方からよく聞く感想です。

私は、制作でのコンサルティングに他社の４〜５倍の時間を費やします。
しかも、マンツーマンでのコンサルティング。

そのため、そのコンサルティングから生まれたホームページは、世界中でたった一つしかない、
その人だけのオリジナルのホームページです。

効率を上げるためにテンプレートにはめ込んで作ったホームページとは、
想い・見栄え・ディテールが全く違うのです。

さらに私は、このコンサルティング方法を、同業他社である制作会社にも公開しています。

事実、私が講師を務めるセミナーには、
他の制作会社のスタッフの方達が受講されることが珍しくありません。

しかしながら、コンサルティング方法を真似しようとしても、
残念ながらそうカンタンには真似できません。

特に、私が行うコンサルティングは、表面的なお話しだけでなく、
その人の人生をも反映した内容になっていくことがあるからです。

　　「表現とは、その人の人生観がそこに表れるもの」

このような考えで、私は、どうすれば「その人らしさ」を追求したホームページを作ることができるだろうか？
とずっと考え続けてきました。

私たちが１年間に制作を行える数はたかが知れています。

それでは、多くの悩んでいる方達を手助けすることはできない。

受講終了後も、各地の受講生さんから、コンサルティング依頼が来ますが、そこまで時間を割くことができない。

そのため、私は「達人養成クラブ」を考えついたのです。

この「達人養成クラブ」に参加していただくと、次のようなメリットがあります。

　　１．マンツーマンによる30分間の電話コンサルティング(月一回)
　　２．メールによる相談受付
　　３．メルマガによる最新事例によるSEOレポート
　　４．成果報告を著書やセミナーで取り上げさせていただきます

１．マンツーマンによる30分間の電話コンサルティング(月一回)

私、松本自身の活動が講演やセミナーが中心となってきた今、
まとまったお時間を確保することが難しくなってきています。

ですが、この「達人養成クラブ」に参加された方に対しては、優先的にお時間を取らせていただきます。

コンサルティング内容は、ネットのことに限らず、経営的なこと、あるいは個人的なことなど問いません。
(内容がどなたかに知られることはありませんので、ご安心ください）

月一回30分の電話コンサルティングで、
確実に成果を出していただけるように務めさせていただきます。

30分間、私、松本を独占してください。

２．メールによる相談受付

電話相談の後でも、分からないことや気になることなど、
ご相談したいことがあれば、いつでもメールでご相談ください。

３．メルマガによる最新事例によるSEOレポート

定期的に発行させていただいているメルマガで、最新情報をお伝えして参ります。

４．成果報告を著書やセミナーで取り上げさせていただきます

そして、この会のもっとも大きな特徴は、参加されている方達の実践報告をより
多くの方に知っていただくために、私の著書やセミナーの中で、取り上げさせていただきます。
(現在、２つの出版社さんから、ネット販売に関する執筆の依頼を受けています）

ネット販売においては、８７％の人が１年以内にやめていく現状を見るにつれて、
私はもっともっと支え合う仲間が必要だと感じています。

そのため、

　　　 あなたの「自分スタイル」を知ってもらうことは、

　　　 何十万店舗とあるネットショップの店長さんたちを

　　　 手助けすることになります。

そう。
私が「達人養成クラブ」を用意した真意はここにあります。

全国各地で多くの店長さんたちが、悩み、もがき、迷っている姿を見るにつけて、
なんとか手助けしたいと考えていました。

しかし、そのためには、私の知識・情報だけでは「不十分」。
かといって、

　　こうやったらうまくいきました

という成功事例の結果論だけ見せられても、
どう自分に落とし込めばいいのかが全く見えてきません。

成功事例を見ても成功できないのは、そこに考えるプロセスが抜けているか、プロセスがあったとしても、
大部分が省略されてしまっているため、全貌が見えにくいからです。

そのため、

　　 なるほど！売り上げを上げるにはメルマガか！
　　 そうか！５０％オフよりも半額と書けばいいのか！

など、見える部分にしか目がいかなく、とんちんかんなとらえ方しかできないのです。

どうかあなたの実践活動、つまり、私、松本と、もがき、悩み、頑張っている、

　　　『プロセス』を共有

することで、多くの店長さんたちを手助けする立場になっていただきたいのです。

中には、「真似されたら困る」という方がいらっしゃるかもしれませんが、
あなたの「自分スタイル」を他人が真似てもうまくいかないのは自明の理。

また、私のコンサルティングスタイルは個別性を重視した「マンツーマン方式」です。

誰かが成果を出したとしても、
そのやり方があなたに合うかどうかは別のお話です。

「本質的な答え」は、あなたの中にしかありません。

だからこそ私は一人一人の答えを一緒に見つけていくために、
たとえ非効率と言われても、マンツーマン方式でやるのです。

それが私のスタイルなのです。

そして「真似されたら困る」という方に、私はいつもこう言います。

　　「真似ができるなら、真似をしたらいい。
　　　表面上は真似できても、その本質までは真似できない」

>>お申し込みは、こちら

　　▼主催者　：　松本賢一

　　▼費　用　：　月額 10,500円

　　▼初回参加：　10社のみになります

　　▼参加特典：
　　　 ・マンツーマンによる30分間の電話コンサルティング(月一回)
　　　 ・メールによる相談受付
　　　 ・メルマガによる最新事例によるSEOレポート
　　　 ・参加メンバーによる相互紹介リンク
　　　 ・成果報告を著書やセミナーで取り上げさせていただきます

ただいま、各地からのセミナーが引き続き依頼されてきています。

現在、６カ所で連続講座の講師を務めることが決まっており、いまから、多くの受講生さんと会えることを
楽しみにしている自分がいます。

　　これからネット販売をやろうとしている方。
　　伸び悩んでどうしたらいいか分からない方。

「達人養成クラブ」　 主催者　松本賢一

様々だと思います。

だからこそ、「達人養成クラブ」のメンバーに、
一人でも多くの受講生さんの力となってもらえることを
願っています。

私、松本と、一緒に、悩み、考え、
前に進んでいきませんか。

あなたのご参加をお待ちしております。